プログラマーの仕事につくために必須となる資格はとくにありません。
プログラミングを行うための実践的なスキル・知識が求められる職種ですから、求められる役割をこなせるスキルさえ持っていればなることができます。
また、プログラマーが活躍する分野やキャリアプランがIT化の推進によって多様化していることから、特定の資格を取得していれば確実にプログラマーとして活躍できるわけではない現状も資格がそれほど重視されない理由となっています。
言い方を変えれば「資格を持っていなくてもプログラマーになれるが、持っているからとって活躍できるわけではない」というわけです。
しかし就職・転職活動の視点から考えると知識やスキルの裏付けがあった方が何もないよりも有利なのは事実です。
とくにスクールを卒業したばかりなど経験でアピールできる部分がない場合には資格は「わたしはこんなスキルを持っています」と証明するうえでとても有効です。
参考情報:プログラマーに資格は必要か?
そんなプログラマーが持っていると役立つ資格としてまずPHP技術者認定試験が挙げられます。
IT業界の非常に広い範囲で需要が高いのも特徴です。
初級と上級の2種類があり、とくらに上級はレベルは合格率も10パーセント程度と低く、プログラマーとしてのレベルの高さを証明することができます。
それからプログラミング言語のRubyに関する知識・スキルを証明するRuby技術者認定試験、マイクロソフト関連の知識・スキルを証明するマイクロソフト認定試験、IT関連の幅広い知識・スキルを証明するITパスポートなども取得しておくと役立つ資格として挙げられるでしょう。